2009年1月8日木曜日

JTBが09年の旅行動向見通しを発表~“近間ドライブ”がキーワードに

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/08/046/

2009年における1泊以上の国内旅行人数は、対前年比1.1%減の2億9,325万人、平均消費額は対前年比2.5%減の3万2,900円と推計。減少のおもな要因は、全体的な経済環境の悪化の影響が挙げられる。ただし、ガソリン代が現在の水準を保つ場合は、ドライブ旅行者が増加する可能性も高いと予測。さらに目的性やテーマ性が強い旅行は経済動向とは関係なく賑わいを見せるものとし、4月28日~9月27日の長期間にわたり、浜開港150周年記念のイベントが開催される横浜や、4月15日に新しいアトラクションがオープンする予定の東京ディズニーリゾートを中心とした都市型観光が人気となるのではと同社では推察する

一方、ビジネス需要の減少が想定される2009年の海外旅行市場については、海外旅行人数は1,530万人(対前年比4.4%減)と予測。平均消費額は燃油サーチャージの低下、円高による旅行先での消費金額の低下要因により29万5,000円と、対前年比で6.9%減少する見通しだ。

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 09年は世界的な経済環境の悪化によりレジャーマーケットも減少。ただし、円高や燃油・ガソリン代の低下、春と秋に2度ある5連休は日本人の旅行環境・心理に好影響を与えることが予想されるという。特に、エコツーリズム、ヘルスツーリズム、ロングステイなど目的やテーマ性が強く、体験的要素を取り入れた新しいタイプの旅行や都市型観光は「経済動向とは関係なく賑わいを見せるものと思われる」(同社)という。

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